ITIL®は改版によって資格の種類も変わってきた
ITIL®は継続的に改版が行われており、それにともなって資格の種類も変化しています。
旧来のITIL® Version2は、サービスマネジメント導入計画立案・サービスサポート・サービスデリバリ・アプリケーション管理・ICTインフラストラクチャ管理・セキュリティ管理・ビジネスの観点の7冊ある本から、保守と運用分野の2冊(サービスサポート・サービスデリバリ)に焦点があてられ、資格体系もこれに準じていました。
一方、現在の最新版であるITIL® Version3は、「ITサービスのライフサイクル」の視点でまとめられています。サービス戦略・サービス設計・サービス移行・サービス運用・継続的なサービス改善という5分野全5冊で構成されています。
対象となる分野が広くなっているため、資格体系も多彩になっています。
ちなみに、ITIL® Version2で取得した資格は、移行試験を受けたうえでITIL® Version2からITIL® Version3へと移行も配慮されていましたが、現在では移行期間は終了しています。
ITIL®の認定試験
ITIL®を有効に活用できる人材を広く認定するために、ITサービスの実務担当者や、CIOを含む管理者を対象としたITIL®認定試験が行われています。
実務担当者向けにはITIL®ファンデーション試験があり、担当者はITサービスに対する技術力向上やITトラブルに対する柔軟な対応力などを修得することができます。
CIOを含む管理職・マネージャ向けには、上級資格としてITIL®エキスパート試験があり、マネジメントの考え方や管理技法などを修得することができます。
特に試験を実施しているEXIN社はオランダにあるため、試験で問われるマネジメント流儀は「アングロサクソン流」です。日本流ではありません。「アングロサクソン流」のマネジメントを体得したマネージャは、グローバル化が進む今日、企業としても個人としても貴重な人材であり、企業躍進の大きな推進力となることでしょう。
ファンデーション・エキスパートやプラクティショナなど、それぞれのレベルに応じた研修があり、これらの研修を受けることによって資格合格率がアップし、ITIL®に対する深い知識もしっかりと養われます。
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ITIL®プラクティショナー研修(日本語試験近日開始予定)
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