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エキスパートに魅せられて

ITIL®エキスパート合格体験記

ITIL Expert #450
川崎 忠寛

1.はじめに

ITILエキスパート合格者

 私の会社は、主にITサービスの運用管理業務を中心事業としているITサービス業界の会社です。日々何気なく行っている業務にもITILの考え方が組み込まれていることが多く、ITサービス業界で仕事を行う上で、ITILの重要性は痛感していました。
 会社でも、ITILエキスパートを増やしていく取り組みがあり、2012年3月にITILエキスパート研修への参加者を募っていました。その時、私はITILファンデーションも保有していませんでしたが、以前よりITILに興味は持っていたので、『ITILエキスパート』という響きに魅せられてしまい、これを機会にITILの知識をさらに深め、自分のものにしたいという思いからチャレンジを決意しました。

2.ITIL®エキスパート合格への道

 私が、ITIL エキスパート試験の受験を決めた時は、まだITILに関する知識もほとんどなく初心者でした。まずは、ITILファンデーション資格を取得するため、勉強をはじめました。勉強は、独学ではなく、アーク様のITILファンデーション研修に参加しました。そして、ITILファンデーション試験に無事合格した後にアーク様のITILエキスパート資格取得研修を受講し、勉強を進めていきました。
 私は、ITILに関しては初心者ということもあって、当初はITILエキスパート試験に本当に合格できるのかという不安がありました。しかし、アーク様の研修内容を信じ、「すご訳コア書籍」を活用して勉強を行い、研修課題を計画的に取り組んだ結果、少しずつではありますが理解も深まり、結果として合格することができました。
 振返ってみると、ITIL知識について初心者だった私がITIL エキスパート試験を無事にクリア出来たのは、下記の3つがポイントでした。
 ①ITIL思考の基盤を固めたこと
 ②ITIL思考を自分のものに出来たこと
 ③「すご訳コア書籍」を活用したこと

3.3つのポイント


①ITIL思考の基盤固め

 私は、今回ITILエキスパート資格取得研修だけではなく、ITIL ファンデーション研修からアーク様にお世話になっていました。
 私がITIL思考の基盤を固めるうえで最も効果的だったのは、アーク様オリジナルの鳥瞰図でした。この鳥瞰図は、ITILエキスパート資格取得研修においても使用され、これに基づいて講義を進めてもらえるため、繰り返し鳥瞰図に触れることができ、結果としてITIL思考の基盤を固めることにつながりました。

②ITIL思考を自分ものにするには

 ITIL思考を自分のものにするうえでは、ITILエキスパート資格取得研修の中のディベート形式の研修がとても有効でした。「すご訳コア書籍」、テキストでの勉強のみではなく、「すご訳コア書籍」を読むだけでは気がつかなかった箇所についての理解を、ディベートを通じて深めることにつなげることが出来ました。
 ディベート自体のみでなく、それに向けた準備や資料作成、ともに研修を受講している仲間とのブレーンストーミングであったり、全てがITIL思考形成に役立ちました。
 もちろん、ITILエキスパート資格取得だけに限らず、普段仕事を取り組んでいく上で必要となるプレゼン能力や表現力、相手へ伝える力などをディベートによって養うことにもつながったと実感しています。

③すご訳コア書籍の活用

 アーク様がITILエキスパート資格取得研修用に「すご訳コア書籍」としてコア書籍から試験に必要な箇所を抜粋し、受験者が使いやすく理解しやすい構成として作成しているため、これを活用しての勉強は、とても効率的、かつ効果的であったと思います。
 eラーニングも活用しましたが、基本的に、私はこの「すご訳コア書籍」をもとにして勉強を進めていました。今振返ってみると理解がスムーズに出来たのは、「すご訳コア書籍」での勉強をしていたからだと実感しています。

4.実際に試験を経験しての感想

 SOA、PPO、RCV、OSAについては、「ミドルマネジャの視点」で物事を考えることが必要です。さらにMALCでは、「CEO、CIOの視点」で物事を判断する必要がありました。この違いをしっかりと整理することが勉強をする上でも試験に臨む上でも重要でした。
 この違いを理解し、整理することは、CEO、CIOなど今まで経験も馴染みもない立場なので独学ではなかなか難しかったと思います。アーク様のITILエキスパート資格取得研修に参加したおかげで、受講者とのディベート、講師荒川さまの説明や過去のエピソードなどの情報を収集できたので、「ミドルマネジャの視点」、「CEO、CIOの視点」それぞれの違いをしっかりと整理でき、その結果として無事に試験をクリアできました。

5.最後に

 この度、難関資格であるITILエキスパート試験の合格までスムースに辿りつけたのは、なによりもITILの基礎からわかりやすく教えてくださりました研修機関であるアーク様、講師である荒川さま、ともに切磋琢磨して研修を乗り越えてきた受講生のみなさま、それから、会社内で私をサポートしてくれましたみなさまの支えがあったからこそだと実感しています。
 みなさまには心から感謝しております。本当にどうもありがとうございました。

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