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Ark社の講習なら絶対合格できます!

ITIL Expert #759
高橋 健也

1.受講動機

ITILエキスパート合格者

 私は、システム導入や保守開発のSE業務をして来ました。しかし、数年前にネットワーク関連の部署へ異動した時に、特定の顧客向けヘルプデスク業務のサービス増強に伴い、顧客先に常駐してのサービスデスク業務立ち上げに携わる事になりました。
 元々客先に常駐して保守開発も担当していたので何とかなるだろうと考えていたのですが、会社全体のサービスデスク業務となると問合せの範囲も内容も件数も私の甘い予想を上回るモノでした。

 私は、実際の業務と自分の知識とのギャップを埋めるために何をすれば良いのか色々調べた結果、ITILにたどり着きました。
 まずは夏休みを利用してArk様のITIL ファンデーション研修を受講して、無事合格。ファンデーションの受講中にITILが現在の業務にかなり役立つ事を認識し、その年の年末にはArk様のITILエキスパートの研修に申し込みました。

2.学習方法

   最初のオリエンテーションが終わったら、次の集合研修の提出期限までにeラーニングの実施と、提出問題とケーススタディ課題とに取り組みます。
 私の学習方法は、あまり時間が取れない平日は、比較的時間が短くても大丈夫なeラーニング受講と提出課題にあてました。しかし、ケーススタディは、1問分の資料を作成するのに非常に時間がかかるので、まとまった時間が確保できる土日や祝日をあてました。

 学習内容ですが、eラーニングはArk様特製の「すご訳! これだけコア書籍」のテキストを更に濃縮したもので、音声合成による3名の先生が自動読み上げしてくれます。内容は同じですが、男女の別、声の高さ、話すスピードが違いますので、自分の好きな先生を選択することができます。聞いていてわからない部分が出てきたら、「すご訳! これだけコア書籍」やインターネットで検索したりして調べます。「すご訳! これだけコア書籍」は、索引が非常に詳しく充実しています。

 提出課題は、eラーニングを確実に実施していれば9割が回答可能です。ただし、回答内容は200字以上の記載が求められます。したがって、単なるコピペはできない仕掛けになっています。

 各科目ごとに全16ケースあるケーススタディが難関です。1問分のプレゼンテーション資料を作成するのに6時間近くかかった時もあります。提案や意見を求められる課題なので、それぞれの個人の考え方でプレゼン資料の内容が変わります。さらに、文章が主体の仕様書や設計書を主に作成していた私にとっては、図や表を使ったプレゼン資料の作成はハードルの高い作業でした。ディベートでプレゼンの基本になる資料ですから、これが評価の主な対象になります。

 ケーススタディの資料作成には、とにかく時間がかかりました。ただし、ここで費やした時間が、ITILを深く理解することにつながり、合格に大きく役だったと思います。

3.集合研修

 集合研修ではケーススタディのプレゼンテーション資料を各自持ち寄り、1対1のディベート形式での討論を行います。プレゼンテーションの担当者以外の参加者は、説明を聞いた上で、最後にプレゼンの評価を実施します。

 事前のプレゼン資料作成で自分の意見をまとめているので、他の方のプレゼンを聞くと自分とは異なる視点や考え方に気が付くことが多く、参考になります。集合研修には、参加しなくても試験を受験する事は可能(課題提出は必要)なのですが、理解を深めるためにも出来るだけ参加されることをお勧めします。
 MALC試験だけは、インターメディエイト試験とは異なるため、特定の用語の説明用資料作成と、説明を実施しました。

4.テストについて

 テストは各研修の2日目に実施されます。試験時間はインターミディエイトの4教科は1.5時間で、MALCが2時間です。

 私の結果は、インターミディエイトは再テストが1教科1回だけで他は1回でパスしました。
 しかし、MALCについては、何度も再テストを受験する羽目になってしまいました。自己分析した結果、「ITILの考えとして正しい、かつ、経営者層に必要な情報」を問題文と解答選択肢から判定することが出来ていませんでした。経営者層の目線が必要ということは、講師の荒川様から何度も説明を受けていたのですが、解答時には試験用紙の文字に気が取られて実践できていませんでした。

 最後の再テスト前には模擬試験の問題を使用して経営者層の考え方や、正解の導き方を特訓して頂き、やっとMALCに合格しました。

5.最後に

 再試験で挫折しそうになりつつもなんとかMALCに合格し、ITILエキスパートになれました。講師の荒川様には、見捨てずに特訓までしていただき、感謝しております。

 ITILエキスパートとしてはやっとスタートラインに立ったところです。今はITILエキスパートの資格を、現在の業務に生かしていく方法を考えています。

 私の合格体験記は、他の方の様に成績優秀ではないので、あまり参考にはならないかもしれません。でも私が受かったのですから、成績優秀じゃないと受からない資格ではありません。難しそうだとためらっている方がいたら、勇気を出して是非チャレンジしてください。Ark社の講習なら、絶対合格できます。

 お世話になった講師の荒川様、Ark社スタッフの皆様、一緒に受講、受験した皆様、ありがとうございました。また何か機会があればよろしくお願いします。

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