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ITILマネージャ合格体験記

ITILマネージャ(SS・SDとも一度で合格)を受けて
 
アークさんにて研修受けさせて頂き、ITILマネージャ試験を両方(SS・SD)とも一度で合格することができました。僭越ながら、合格体験記として、受験までの勉強方法や研修,試験受けての所感などについて記させていただきます。
 
(1)研修・試験の日程
V2の提供終了が間近に迫っていたこともあり,初回の両試験を2010年8月中に受験しなければならなかった為,SSの研修(7月初旬)→SDの研修(8月初旬)→SS受験(研修最終日翌日)→SD受験(8月末)という結構タイトな日程でした。
 
(2)研修の感想
とにかく,「ITILマネージャの視点」を何度も繰り返し,徹底的に叩きこんで頂いたことに尽きます。これが無かったら,おそらく一度で合格などできなかったと思います。また,講義部分と演習部分の配分も絶妙でした。問題演習の時間に多くの時間を割き,「解答方針のプレゼン→ダメだし→方針見直し→解答作成→全員の解答をレビュー」という流れは,“解答の視点(マネージャ視点)”・“問題意図を読み取る力”を短期間で養うのに最適な方法だったかと思います。初回演習では,解答の項目を挙げるだけでやっとだったのが,後半の演習になってくると,ある程度の数,項目のアイデアが浮かび,その中で最もふさわしいもの(ITC/CMJ社の経営陣が喜びそうな効果のあるもの)を自ら取捨選択できるようになりました。
もうマネージャ研修は終了いたしましたが、これらマネージャ視点の話は,再試験の直前講義でも聞けるかと思います。この点の重要性を何度も繰り返し聞いていなければ、このような短期間で合格することはなかっただろうなと感じています。
 
(3)自主勉強について
試験までの期間が短い中で,どのように合格レベルの実力を養うかを考えた結果,知識のインプットに重点的に時間を費やそうと決めました。その理由は,研修最終日での模擬試験演習の際に,まず何も見ずに解答しようとしたところ,半分程度しか解答欄埋めることができなかったからです。その後,テキストなどを参照すれば,とりあえずは全問解答を埋めることができました。ここで,自分のITILに関する知識不足,理解不足を痛感しました。講義を受け,赤本・青本も読んではいたのですが,いざ何も見ず解答しようとすると,自らのITILに関する知識が,“使える知識”になってないこと,頭のなかに定着していないことが分かりました。
そこで,ITILの基礎知識を徹底的に覚えることにしました。赤本・青本を使って暗記していくのは,短期間では無理だと感じたので,研修で頂いた各プロセスが俯瞰できるA3用紙,ITIL入門書や研修テキストを用い,プロセスごとに重要用語/サブプロセスの流れ/利点・問題点/マネージャの役割などを,自分でノートにまとめて,自分の言葉で言い表せるようになるまで暗記するよう努めました。結局,試験直前まで暗記ばかりしていて,再度改めて演習問題を解いてみるアプトプットの練習はほとんどできませんでした。それでも合格することができたのは,研修にて何度も行った演習のおかげで,問題意図を正しく読取り解答を作成する力が自然に身についていたからではないかと,今振り返って思っています。
 
(4)試験について
  SS,SDともまったく時間が余らず,大変厳しい試験でした。試験後感じたのは,わからなくても何かしら書いて全解答埋めることが重要であるということです。自信のなかった解答も意外と点が取れていることもあります。また,一つの問題にこだわりすぎずに,万遍なく点数を稼ぐ方向で取り組んだ方が良い結果が出るかと思います。自信がある問題でも満点狙わずに,ある程度の文量でさらっと簡潔に短時間で書き上げて,書きにくく難しい問題の為に“解答案を練る”時間を作り出すのがコツかなとも思います。
 
当試験に挑戦していなかったら,これだけの文量を短時間で論述をする機会などなかっただろうと思います。単に資格取得の為だけではなく,将来のキャリアアップの為の基礎力をこの研修・試験を通じて身に付けることができたのではないかと思っております。
最後になりますが,講師の荒川先生はじめ、一緒に研修受けた皆さん、アイテル塾の皆様、大変有意義な時間をありがとうございました。
 
ゴーイースト株式会社
上山 智章
 
 
 
 
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